佐渡睦さん

プロフィール

福岡を拠点に活動する篠笛奏者。

日本の伝統音楽や芸術の魅力を笛の音を通して多くの方に伝えている。全国の一宮やご縁のある神社にて奉納献笛を行い、古くから受け継がれてきた日本の文化や精神を大切にしている。

博多さくら会の会主として、篠笛や邦楽、伝統芸能・工芸など日本の文化を発信する人々と共に、

人々が伝統に触れ、若手の表現者が活躍できる場を育みながら、福岡・博多の魅力を国内外へ発信する活動を続け、地域の文化と人を結び、世代を超えて日本の心を次代へとつなぐことを大切にしている。

全国の一宮を巡り献笛を奉納し、「献笛紀行」を執筆。篠笛を通して各地の風土や文化を紹介している。(献笛紀行:https://note.com/sinobue

円応寺との縁やお寺について思うこと

圓應寺とのご縁は、副住職の奥様と同じ会でご一緒させていただいたことがきっかけでした。日頃から音楽や文化活動を通して人とのつながりを大切にしていた中で、会の中でも特に温かくお声をかけてくださったのが副住職の奥様でした。ちょうどその頃、篠笛教室を開くための会場を探しており、どこか落ち着いた和の空間で、生徒の皆さんに日本の音や情緒を感じてもらえる場所がないかと考えていたところ、「ぜひ圓應寺の和室を使ってみませんか」とお声をかけていただいたのです。

初めてお寺の和室でお稽古をしたとき、静寂の中に鳥の声や風の音が響き、笛の音が自然と一体になるような心地よさを感じました。その環境がとても素晴らしく、生徒の皆さんからも「心が落ち着く」「音がよく響く」と大変好評で、以来、教室の場としてだけでなく、心を整える大切な時間を過ごす場所にもなっていきました。

そのご縁から、やがてお寺の法要や年中行事、地域の方々が集うイベントなどで演奏の機会をいただくようになりました。法要の場では、ご先祖や故人への祈りに寄り添う気持ちで笛を吹かせていただき、行事や催しでは、地域の皆様に日本の音の魅力を感じていただけるよう心を込めて演奏しています。

こうして振り返ると、一つの出会いがきっかけとなって、お寺と音楽、そして人と人とのご縁が穏やかに広がっていったことに、改めて深い感謝の気持ちを抱いています。これからも、圓應寺という心安らぐ場所で、笛の音を通して人々の心に寄り添えるような活動を続けていけたらと願っています。

佐渡睦を知る

所属・役職

博多さくら会 会主
一般社団法人「九州の女」理事
福岡文化連盟 第一部会(邦楽)所属

主な活動

全国の神社・仏閣での奉納献笛・奉納演奏
季節の文化イベント・演奏会・展示会の開催
国内外の訪日観光客向け文化体験・文化ツアーの企画・運営文化人・アーティストとの交流会や講演会の企画。若手アーティスト・伝統工芸作家の紹介・プロモーション支援・国内外のオンラインプラットフォームでの作品発信・販売支援
会員同士の親睦会・交流・情報交換の場づくり

◇今後の予定◇

11月15日(土)第二回博多さくら会「篠笛発表会」
11月17日(日):出雲大社 奉納演奏

11月29日30日(土、日)十夜一夜(てんやわんや)

奉納ミュージカル「時を越えて~昭和100年の約束~」

ご予約はこちら  →  十夜一夜2025 予約フォーム

連絡先

博多さくら会 http://www.hakatasakurakai.com
E-mail:fuefuki888@gmail.com
Instagram:@pspp888
Facebook:@佐渡睦
note:sinobue_kenteki

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