プロフィール
鍋島隆清（なべしま りゅうしょう）
天台宗本吉山清水寺 副住職 ・天台宗僧侶 ・坐禅・瞑想指導者 ・ライフステージメソッドコーチ ・日本Share＆Care認定カウンセラー／セラピスト／人生脚本分析家 ・JAPANお香エッセンス協会認定香司 ・Human Potential Labメンバー ・ラブフルート奏者
1990年 清水寺住職である父とクリスチャンである母との間に3人兄弟の次男として生まれました。
福岡県立大学人間形成学科と天台宗の専門学校叡山学院を卒業後、清水寺副住職として活動し、瞑想・坐禅の指導などを行っています。
2018年には（株）日本Share＆Careのセラピスト池田登氏からカウンセリング、人生脚本分析、再決断療法とセルフリペアレンティングの臨床セラピーを学び、セラピストとして活動します。
2022年、如月香未先生の元でJAPANお香エッセンス協会認定香司の資格取得し、香司として清水寺でワークショップを開催しています。
また、この時に奇跡の一本松のラブフルートとの出会いがあり、ラブフルート奏者として演奏活動をしています。
2023年、メンターより、仏教とキリスト教の世界観を基にして、自己のあり方を再創作する人材育成プログラム「ライフステージメソッド」を学び、コーチとして活動中です。
清水寺は宗教宗派などの垣根を超えたオープンなあり方と、最先端の科学テクノロジーと伝統的な宗教の叡智の統合を目指し、たくさんの可能性が花開く場、愛の伝達場を創造していきます。
円応寺との「縁」やお寺について思うこと
圓應寺様とのご縁は、JAPANお香エッセンス協会代表の如月香未さんと再輝堂さんからご案内いただき、本間志穂美さんの龍の掛け軸を描くワークショップに参加したことから始まりました。
浄土宗と天台宗の宗派の違いがあっても、三木副住職はオープンに迎え入れてくださり、イベント参加者の方々の前でラブフルートの演奏もさせていただきました。
そこでラブフルートの響きに共鳴してくださった多くの方々と素敵な交流をさせていただき、とても感じの良いお寺の空気感を肌で感じました。
そこから三木副住職と奥様、そしてお寺を支えてくださっている方々とのご縁が繋がり、何度か行事にも参加させていただいきました。
オープンな人々の憩いの場であり、個々が持っている可能性を表現できる場であり、大事な伝統を伝えながらも新しいことにも心を開き挑戦していく円応寺様のあり方に、とても感銘を受けました。
これからの時代は、宗教宗派や国境など、物質的にも、精神的にも、あらゆる垣根を超えて繋がり調和する時代だと感じております。
三木副住職の柔軟でオープンなあり方や、相手のことを尊重して知ろうとし、調和を目指す敬和の姿勢はこれから大変重要になってくるように思われます。
素晴らしい活動をされておられる三木副住職から、是非これからいろいろと学ばせていただきたく存じます。
同じ仏道を歩んでおられる同志として、今後とも円応寺様と清水寺と宗派を超えた交流をさせていただきたいと切に願っております。
鍋島隆清を知る
私は清水寺という原生林の自然に囲まれた環境で、生まれた時から仏教とキリスト教の垣根のない家庭で生まれ育ってきました。
私の中ではすでに統合された宗教が実現しています。
そして、清水山という大自然のすでに調和されている世界が目の前に広がり、信仰によって穏やかな人と人との繋がりと暮らしがあります。
よく心の眼を開いて観てみることで、きっと身近なところに本当に求めていたものが見つかるのではないかと感じています。
そこに気づかせてもらえる場がお寺という場ではないかと思います。
私の役割は、あらゆる垣根を超えて差を取り去って統合を目指していくこと、あり方を整えて調和したコミュニティと愛に基づく文化を創造していくことと信じて、それを目的に活動しています。
◎現在、清水寺にて瞑想道場を立ち上げ、二十四節気の早朝の坐禅会と月一回の勉強会＆瞑想の指導を行っています。
また、お香のマインドフルネスのお香作り講座や、清水山全体を使って、食べる・歩く・観る・座るマインドフルネスの体験や、宿泊型のリトリートプログラムなども開催しています。
◎インディアンが愛を表現するために奏でていたラブフルートの演奏なども行っています。奇跡の一本松で作られたラブフルートの響きを日々誰かに届けています。
◎毎月9日に私が主催している祈りの日である清水九日祈祷で護摩祈祷を行い、生命の根源である水に感謝と祈りを捧げ、参加者と共に世界に祈りを広げる活動をしています。
祈りと瞑想は私たちの魂の本質、愛と光の根源にダイレクトに繋がる素晴らしい機会です。
是非日々の暮らしの中に自分の神聖な領域と繋がる時間を取り入れていただければ幸いです。
将来計画しているのは、清水寺という場で三世代が集い、たくさんの可能性が花開く人材育成のための寺子屋を立ち上げることを目標にしています。
最後に、私自身が、ご縁になった人々にとって良い出会いでありますように、ありのままにオープンであり続け、皆様と共に歩んで参りたいと願っております。 合掌
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