プロフィール
実力派ボーカリスト。福岡市出身。
音楽好きの一家に生まれ、14歳から兄の影響でジャズを聴き始め、独学で学ぶ。これまで4度の単身渡米、通算7枚のリーダーアルバムを全国発売。NYにてマンハッタン音楽院等で教鞭をとるNancy Marano氏に師事。帰国後、世界的に活躍するピアニストBill Mays氏と2枚のCDを制作、音楽評論家・湯川れい子氏に認められる。
ジャズを出発点としシャンソンやラテン、「赤とんぼ」「子守唄メドレー」「ゴンドラの唄」など日本の童謡・唱歌、訳詞も取り入れ、繊細かつ大胆にあらゆるジャンルを自分らしく歌いこなす歌唱力・選曲力、ステージ構成力には定評がある。
「初めて聴いた瞬間に涙があふれました」「素晴らしい構成!これぞ大人のライブ」 聴き手の胸に宿る原風景を思い起こさせ一瞬で別の時空間に連れていく、繊細で豊かな「声」で人々を魅了する。数々のチャリティイベントも主催。
2017年から軍師・黒田官兵衛の正室・光姫ゆかりの圓應寺にて奉納演奏。クアラルンプールにてマハティール首相夫妻を主賓に迎えたホームコンサート、2018年福岡県主催のマレーシア首相就任パーティにて演奏。 2016年よりスタートした弦楽カルテットを交えたコンサート「Swing in strings」第2回目のライブレコーディングCDは「ジャズ批評」誌のジャズオーディオディスク大賞2018のボーカル部門にて、海外のトップアーティストの中で日本人唯一、銀賞を受賞。 第3回は2019年11月27日モーションブルー横浜にて開催、満員の観客を魅了する。 早稲田大学第一文学部哲学科卒業。ジャズボーカルコンテスト最多受賞記録保持者(2018年現在)
圓應寺との「縁」・お寺について思うこと
圓應寺さまとは、2017年以降、光姫忌にて奉納演奏させていただいたております。
若い頃はご縁のあった比叡山無動寺に度々通いました。福岡に戻ってからも大晦日・元旦はお寺で過ごすことが多く、仏様の前にいると気持ちが落ち着きます。日頃の自分の言動を反省したり、日々の塵芥を捨てられるようです。
知り合いのミュージシャンがお寺でコンサートをしていて羨ましく思ったこともあったし、お寺での演奏を聴きに行く機会が増えて、どこかお寺で演奏させていただけるところはないかなぁ、、と前々から思っておりました。ある日、知人とお茶を飲んでいるときにそんなことを呟いたら、その方が紹介してくださったのが圓應寺でした。
たまたま自宅から近く、いろいろなイベントをやっていらっしゃるからということでしたが、いくら紹介者がいるとはいえ、一面識もない私からメッセージが突然届いて、副ご住職はさぞ戸惑われたことと思います。それでも快く受け入れてくださって、たまたま近々光姫さまのおまつりがあるからと、急なお話にもかかわらずスケジュールをなんとかやりくりしてくださって、出番を作ってくださって感謝しております。
日本人は日常生活の中にあまり信仰を持たない民族のように感じています。「宗教」というのは何か難しい、特別なものではなく、ただお寺に気軽に遊びに行って、仏様や人との触れ合いを通じて穏やかな気持ちになり、それが日々の生活の中に活かされたら、、こんなに素敵なことはないのではないかと思います。
山口葵さんを知る
山口葵さんを知る 6枚目のCD「Swing in strings vol.2」は、全国誌「ジャズ批評」のジャズオーディオディスク大賞2018のボーカル部門にて、海外のトップアーティストの中、銀賞を受賞(10位以内は日本人で唯一)しました。
これは2018年3月11日に開催したコンサートのライブ録音で、弦楽カルテットとの共演、東日本や熊本の震災や朝倉を襲った水害のメモリアルとして行ったコンサートでもあります。
この賞は録音の優秀さだけでなく、企画、演奏、全ての観点から総合的に審査されるものです。ぜひともお聴きいただけましたらうれしいです。
●山口葵の公式オンラインストア
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公式ホームページ
新着情報
2019年からは東京と福岡の2つの拠点を行き来しながら7枚目のリクエスト曲によるCD「Recollection」をリリースしました。「喝采」「シルエットロマンス」や「ウナ・セラ・ディ東京」美空ひばりさんの「1本の鉛筆」など、昭和の素敵な歌たちを集めたミニアルバムです。 現在は会場の入場制限をしたり、配信など取り入れながら活動を続けております。 また皆様とお会いできる機会を楽しみにしております!
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