プロフィール
4歳より、母・安武多恵子のスタジオARTSTEPSにて、ジャズダンス、タップダンスを始めるとともに、 クラシックバレエにも通い始める。
14歳より、タップを母の師でもある中野ブラザーズ中野章三氏に師事。
その後、シアタースタイル、ジャズタップスタイル、インプロタップなど、様々なスタイルのタップを学びながら、 ジャズ、モダン、ホートンなどのダンスも深く学ぶ。
往年のスタイルのタップにリズムタップやジャズ、コンテンポラリーダンスの要素を加え、 それらを融合させた独自のスタイルを追求しながら、ダンサー、インストラクターとして活動。
また、タップを一種の打楽器ととらえ、ジャズミュージシャンとのライブなども行っている。
タップの足技はもちろん、「踊り」としての全身表現に重きを置く、舞踊即興系タップダンサー。
ARTSTEPS Neo Tap Dance School代表。
【主な出演歴】
・4歳でタップ、ジャズ、バレエの初舞台を踏む。
・NHK「福岡一番星」出演
・2008年 中野ブラザーズ60周年記念 東京公演「That’s DANCIN’」出演
・2014年 第18回 文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 新人賞受賞映像作品 九州朝日放送 5D ARCHIVE DEPT. 出演
・2017年6月全国ロードショー 水谷豊 初監督・主演作品 映画「TAP THE LAST SHOW」出演
・テレビCM「ミスターマックス」メイン役出演
・U-25 JAPAN TAP DANCE BATTLE 2018 準優勝
・2020年 テレビCM 「ドクターズファイル」振付・出演
・2022年 テレビ西日本 「ミライへの1minute」出演
その他、舞台公演、ラジオ、ジャズライブなど多数出演。
圓應寺との「縁」やお寺について
初めて圓應寺さまを訪れたのは2017年のことでした。
友人に誘われて参拝させて頂いた光姫忌。
当時私は23歳でしたが、寺院でのこのようなご法要に参拝するのはほとんど初めての経験でした。
そこで図らずも家族が昔よくお世話になっていた母里市兵衛 忠一氏と再会することができ、 とても嬉しい気持ちになったことを覚えています。
この数年は特に、新型コロナウイルスの影響もあり、人と人とが距離をとるということが求められています。
その結果、心の距離までもが離れていると感じられます。
しかしながら、コロナ以前はどうだったでしょうか。
人と人との関係性、繋がりが希薄になっているのは決してコロナウイルスだけが原因ではないと思います。
SNSなど、本来コミュニケーションをより活発化させるためのツールのはずですが、皮肉なことにそれが人間関係の衰退を加速させていると感じます。
そんな今だからこそ、多くの人が実際に集い、言葉を交わすことが一層大切だと思います。
お寺では心が洗われ、穏やかな気持ちで人と交流ができる、大切な場所なのではないかと感じています。
「日々の中で疲弊し、固まってしまった心が解れる。」
お寺を訪れることでそんな体験が できるということに、気付いていない人たちは多いのではないでしょうか。
私がそうであったように、10代、20代の人たちは特に。
お寺や仏教に触れる機会というものは、残念ながら現代ではあまり多くないと思います。
そんな中、三木副住職の様々な取り組みにより、関心を抱くきっかけは間違いなく増えています。
私は、仏教徒でありながら、その成り立ちや歴史をほとんど知りませんでした。
思い返すと、祖父母宅でお仏壇に手を合わせたり、幼い頃、近所のお寺の前を通り掛かるたびにお参りしたり、、、。
生活の中に確かに存在しているものの、深く捉えないまま今に至りました。
そうすると、お葬式などでは、いわゆるマナーという意味で宗派や作法について調べることになります。
そうして得た知識はどうしても、表面上の”こうしなければいけない””こうすべき”という意味合いが大きく感じられ、本来の根底にあるものとは少し違ってしまうのではないでしょうか。
故人を偲びながらのお焼香も、「ええと、手順はどうだったっけ。。。」という感じに焦ってしまいます。
私は、実際に慣れない葬儀に参列した際に、悲しみながらも、きちんとしなければ、という気持ちを自覚してしまい、なんとなく残念だった記憶があります。
三木副住職が分かりやすく、親しみやすく解説してくださったお寺や仏教についてのお話は、大変興味深く感じられ、お仏壇に手を合わせることや家族が集まり法事を行うことがこれまでよりもより一層大切に感じられるようになりました。
きっとこのような気持ちの中で日常的に手を合わせていると、前述の焦りなどは無くなっていくのではないかと思いました。
私はこの度、タップダンスのご奉納という形で携わらせていただきます。
お経に合わせ、どの様に音を紡いでいくのか、どんな気持ちでステップを踏んでいくのか、難しくも貴重な経験です。
私のタップダンスが一つのきっかけとなり、お寺へ足を運ぶことの大切さを少しでも多くの方にお届けできればいいなと思っております。
安武あいりを知る
タップダンスは、なかなか実際に目にする機会が多くないダンスの一種ではないでしょうか。
そのスタイルは、古き良き時代のミュージカルを彷彿とさせる、シアタースタイルや、 打楽器のように足を踏み鳴らすリズムタップスタイル、ジャズ音楽に合わせて踏むジャズタップや即興で踏むインプロタップなど、多くのものが存在します。
私の得意とするスタイルは、シアタースタイルと、ジャズ音楽に合わせて即興で踏むジャズインプロスタイル。
母と、母の師・中野ブラザーズ中野章三先生から学んだシアタースタイル。
タップ板を背負って飛び込みでジャズ喫茶の扉を叩き、セッションを通して多くのミュージシャンの方々にジャズのルールを教えていただき、育てていただいたジャズインプロスタイル。
どちらも私にとって、とても大切なスタイルです。
私は、生まれも育ちも福岡市の生粋の福岡っ子。
この福岡の地で、もっともっとタップダンスを普及させたい、そんな思いで福岡で活動をしております。
母から継いだスクール、ARTSTEPS Neo Tap Dance Schoolを通して、多くの人にタップダンスの楽しさを広めていけたらなと思います。
◆今後のスケジュール イベント、ライブ、舞台情報は SNSにてお知らせしております。
◆連絡先
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